海南島の先住民族である黎族（リー族）苗族（ミャオ族）伝統の祝日にちなんで開催される「2021年三月三（サンユエサン）祭り」の記者会見が、3月31日午前、海口市で行われた。

今年のテーマは「愛と感謝」で、メイン会場は昌江黎族自治県と五指山市水満郷。4月1日から5月11日までの会期のうち、4月13日から16日まではメイン会場でのイベントが集中的に繰り広げられる。
さらに、今年の「三月三祭り」はオフラインとオンラインのハイブリッドでの開催となる。
オフラインでは従来通り、黎祖祭祀、開会式、かがり火の夕べ、王下郷・黎花里の観光体験、先住民族居住地域の経済社会発展展示、黎族伝統の織物「黎錦」や苗族伝統の刺繍「苗繍」の展示とコンテスト、黎族苗族の民謡交唱などを予定。

オンラインでは、「クラウド観光」「クラウド動画配信」「クラウドミーティング」「クラウドコンサート」「クラウドゲーム」「クラウドショー」「クラウド展示」などのオンラインイベントを開催するのに加え、微博（Weibo）で特集を組んだり、イメージ広告を展開するなど、「三月三祭り」の新しい体験を目指す。

期間中は、海口市、三亜市、儋州市、瓊海市、万寧市、東方市、屯昌県、楽東県、陵水県、保亭県、瓊中県、白沙県のサブ会場でも、多くの伝統芸能関連イベントが用意されている。